愛犬が、フード食べないおやつは食べる時の原因と対策。
おやつは食べるのにご飯を食べないときの対策

簡単に自己紹介
- 元美容師、スタイリストとして毎月100名以上を担当。
- 結婚後、難病治療をきっかけに専業主婦に。
- 娘と愛犬2匹とのんびり過ごす日常。
- おうち時間、海外ドラマ、コーヒーと編み物、ミシンが大好き。
「うちの子、おやつは喜んで食べるのに、ご飯は全然食べない!」そんな悩みを抱えている飼い主さんは少なくありません。
愛犬がドッグフードを食べないのに、おやつは食べるという状況は、様々な原因が考えられます。
単に好き嫌いの問題だけでなく、健康上の問題や、ストレス、環境の変化など、様々な要因が複雑に絡み合っている可能性があります。
この記事では、愛犬がフードを食べない原因を分析し、効果的な対策方法を具体的にご紹介します。
ドッグフードの種類やトッピングの工夫
愛犬がドッグフードを食べない原因の一つに、**ドッグフードの種類や味に飽きてしまっている**ことが挙げられます。 同じドッグフードをずっと与えていると、犬も飽きてしまい、食べるのを嫌がる場合があります。 そこで、ドッグフードの種類を変えてみたり、トッピングを工夫してみたりすることで、食いつきが改善する可能性があります。
ドッグフードの種類を変える際には、**愛犬の年齢や健康状態に適したフード**を選びましょう。 子犬、成犬、高齢犬では、必要な栄養素が異なります。 また、アレルギー体質の犬の場合は、アレルギーの原因となる成分が含まれていないフードを選びましょう。 いくつかの種類のドッグフードを試してみて、愛犬の好みや食いつきを確認しましょう。
トッピングとしては、**少量のヨーグルトやチーズ、茹でた野菜、鶏肉や魚などの茹でた肉**などを加えてみましょう。 ただし、トッピングはあくまで補助的なものであり、主食であるドッグフードの栄養バランスを崩さないように注意が必要です。 与えすぎると、愛犬の健康に悪影響を与える可能性があります。
食事の時間や環境の見直し
食事の時間や環境も、愛犬の食いつきに影響を与える可能性があります。
- 食事の時間が不規則
- 食事中にストレスを感じさせるような環境
いつもと違う環境になっただけでも犬はフードを食べなくなることがあります。 そこで、食事の時間や環境を見直すことで、食いつきが改善する可能性があります。
- できるだけ毎日同じ時間:これにより、犬は食事の時間を予測できるようになり、食事への期待感を持つことができます。 また、食事の場所も重要です。
- 静かで落ち着いて食事ができる場所:テレビの音や、家族の喧騒など、犬がストレスを感じるような環境は避けましょう。 食事中は、犬に声をかけたりせず、集中して食事ができるようにしてあげましょう。
愛犬との食事の習慣作り
愛犬との食事の習慣を作ることで、愛犬がフードを食べることを楽しみ、期待するようになります。
食事の時間は、単に栄養を摂取する時間だけでなく、**愛犬とのコミュニケーションの時間**として捉えましょう。 食事前に、愛犬と少しの時間だけ遊んであげたり、優しく撫でたりすることで、食事への意欲を高めることができます。
食事中は**犬にプレッシャーを与えない**ようにしましょう。 無理やり食べさせようとすると、犬はますますフードを食べなくなってしまう可能性があります。 犬が落ち着いて食事ができるように、優しく見守りましょう。 食事が終わった後には、**褒めてあげたり**することで、良い習慣を強化しましょう。
これらの習慣を続けることで、愛犬は食事の時間をポジティブな時間として認識するようになります。
フードの温度と状態:ぬるめがおすすめ
フードの温度と状態も、食いつきに影響します。 冷たいフードは、犬が食べにくい場合があります。 **人肌程度のぬるめの温度**に温めてあげると、香りが立ち、より美味しく感じます。 また、フードが硬すぎる場合も、食べにくい場合があります。 **子犬や高齢犬など、歯の弱い犬**には、フードをふやかして与えるのも有効です。
フードをふやかす場合は、熱湯ではなく、**ぬるま湯を使用**しましょう。 熱湯を使用すると、栄養価が損なわれる可能性があります。
ふやかしてあげるドッグフードのおすすめはこちらのブログでご案内しています。
新しいフードへの切り替え:徐々に混ぜて慣れさせる
新しいフードに切り替える際には、**いきなり全てを変えるのではなく、徐々に混ぜて慣れさせる**ことが大切です。
急にフードを変えると、犬は食べなくなる可能性があります。 最初は、今食べているフードに新しいフードを少量混ぜて与え、徐々に新しいフードの割合を増やしていきましょう。 数日間かけて、ゆっくりと切り替えることで、犬は新しいフードに抵抗なく慣れることができます。
獣医への相談:健康状態をチェックしてもらう
愛犬がフードを食べない原因が、病気や健康状態に関連している可能性もあります。 **食欲不振や体重減少、嘔吐や下痢などの症状**がある場合は、すぐに獣医師に相談しましょう。 獣医師は、愛犬の健康状態を検査し、適切なアドバイスをしてくれます。 病気や健康状態に問題がないことを確認することで、安心して対策を進めることができます。
うちの愛犬も、以前2日くらい食事をしなかったので獣医さんに相談したところ、お熱が少しありました。
熱があると絶対ご飯食べないみたいです。
ご飯に手をつけない時、体調の変化はどうか、熱は無いかなど、よく観察してあげることも大事です。
ストレスや環境の変化:原因を探り、改善策を講じる
愛犬がフードを食べない原因として、ストレスや環境の変化も考えられます。
引っ越しや家族構成の変化、新しいペットの到来など、環境の変化は犬にストレスを与え、食欲不振につながることがあります。 また、家族間の喧嘩や、大きな音など、日常のストレスも影響する可能性があります。
ストレスの原因を特定し、できる限り改善策を講じることが大切です。 必要であれば、動物行動学の専門家に相談することも有効です。
おやつとフードのバランス:おやつはご褒美として
おやつは、愛犬のご褒美として与えるものであり、主食ではありません。 おやつばかり与えていると、犬はフードを食べなくなる可能性があります。 **おやつは、全体の食事量の10%以内**に抑え、ドッグフードを主食として認識させることが大切です。 おやつは、トレーニングの報酬や、ご褒美として、少量与えるようにしましょう。
まとめ:愛犬の状況に合わせた対策を
愛犬がフードを食べない原因は様々です。 この記事で紹介した対策を参考に、愛犬の状況に合わせた適切な対処を行いましょう。 それでも改善が見られない場合は、獣医師に相談することをお勧めします。 愛犬の健康と幸せな生活のために、適切なケアを心がけましょう。
愛犬の健康状態に不安がある場合は、獣医師に相談することをお勧めします。