愛犬の口周りの汚れを防ぐために必要な清潔ケアのポイント
愛犬の口周りが茶色くなってしまい、悩んでいる飼い主さんは多いのではないでしょうか? 特に、白い毛の犬種の場合、よだれやけや涙やけなどの汚れが目立ちやすく、見た目の美しさだけでなく、愛犬の健康面でも気になりますよね。
我が家のシュナウザーも、真っ白の可愛いお髭がまっ茶色になってしまって、、、ものすごく気にして拭いたりトリートメント的なものをつけていたりしたこともありました。
が、なかなか改善することもなく。
【結論】
結論から言うと、私の経験ではお髭が茶色いのを改善するのに一番重要なのは、唾液の改善=食事の見直しでした。
この記事では、犬の口周りの汚れ(よだれやけ)や涙やけの原因や対策、そして清潔な状態を保つためのケア方法について詳しく解説します。
愛犬の口周りを清潔に保ち、健康的な生活を送りましょう。
犬のよだれやけを白くする方法の基本
犬の口周りの汚れは、よだれや食べこぼし、涙などが原因で起こります。 これらの汚れが毛に付着し、酸化することで、茶色く変色してしまいます。
その中でも一番の原因は、口の周りを舐めることによる口周りのひげの汚れや酸化です。
愛犬の口周りを白く保つためには、適切なケアと対策が必要です。
よだれやけの原因とその仕組み
犬の口周りの汚れは、主に以下の原因で起こります。
- よだれ:犬は、唾液(だ液)を多く分泌します。 特に、食事時や興奮時、ストレスを感じている時などは、よだれが多くなります。 このよだれが毛に付着し、そこで菌が増殖して乾燥すると、茶色く変色してしまいます。
- 食べこぼし:食事の際に、食べこぼしが毛に付着し、汚れの原因となることがあります。 特に、質の悪いドッグフードなどは匂いもすごく、食事の後は口の周りをしっかり拭かないと、そのまま匂いや着色の原因になるので注意が必要です。
- 涙:涙が目に溜まり、毛に付着することで、汚れの原因となることがあります。 涙やけと呼ばれるもので、目の周りの毛が茶色く変色することがあります。
- 唾液の成分:犬の唾液には、アミラーゼなどの消化酵素が含まれています。 これらの酵素が、毛に付着した汚れを分解し、茶色く変色させる原因となります。
改善に必要な日常ケアと対策
犬の口周りの汚れを予防し、白く保つためにできること。
- 食事後の丁寧な拭き取り
- 歯磨き習慣
- 適切な歯ブラシと歯磨き粉の選択
- 涙やけ対策
- 定期的なシャンプー
- 乾燥対策
- 食事の見直し
- フードの変更
- 水分の摂取量
- 愛犬のストレス軽減
1.食事後の丁寧な拭き取り:食事後は、濡らしたタオルなどで、口周りの毛を丁寧に拭きましょう。 食べこぼしやよだれをこまめに拭き取ることで、汚れが固まってしまうのを防ぎ、白さを保てます。
2.歯磨き習慣:歯磨きをすることで、口の中の汚れを落とすことができます。 歯磨きを習慣にすることで、口臭の予防にもなり、よだれそのものの汚れも減らす効果が期待できます。
3.適切な歯ブラシと歯磨き粉の選択:犬用の歯ブラシと歯磨き粉を選びましょう。 愛犬の歯のサイズや口の大きさに合ったもの、そして安全な成分配合のものを選ぶことが大切です。
4.涙やけ対策:涙やけが気になる場合は、目薬や涙やけ用のケア用品を使用しましょう。 また、食事や生活環境を見直すことも重要です。 涙やけの原因を突き止め、適切な対策を行うことで、目の周りの毛の変色を防ぎます。
5.定期的なシャンプー:定期的にシャンプーをすることで、毛についた汚れを落とすことができます。 汚れが蓄積すると、茶色く変色しやすいため、適切な頻度でシャンプーを行いましょう。
6.乾燥対策:乾燥した状態は、汚れが付きやすく、変色しやすいです。 特に冬場は、加湿器を使用したり、保湿剤を塗布したりして、乾燥を防ぎましょう。
7.食事の見直し:水分が多い食事や、消化しにくい食事は、汚れの原因となる可能性があります。 愛犬に合った食事を選び、必要に応じてドライフードや低カロリーなフードに変更を検討しましょう。
8.フードの変更:愛犬の口周りの汚れがひどい場合は、フードを変更してみるのも良いでしょう。 獣医師に相談し、愛犬に合ったフードを選びましょう。
9.水分の摂取量:十分な水を飲むように促しましょう。 水分不足は、よだれが濃くなり、汚れが付きやすくなる原因となります。
10.愛犬のストレス軽減:ストレスを感じていると、よだれが増えることがあります。 愛犬がリラックスできる環境作りを心がけ、ストレスを軽減しましょう。
これらのケアと対策を継続することで、愛犬の口周りの汚れを予防し、白く保つことができます。 愛犬の健康と美しさのために、ぜひ実践してみてください。
涙やけに効く?ホウ酸水で拭き取りケア
- 精製水を150mlをレンジで60℃に温める。
- 煮沸消毒したボトルに精製水を入れて、ホウ酸3gを溶かす。
- 液体を冷ます。
以上で作ったホウ酸水を、布に吹き掛けて、涙やけの気になる部分を優しく拭き取ってください。
また、自分で作ったり、管理が面倒という方には、涙ケア用品はすでにたくさんの種類が出ています。
- 目の周りに傷がある場合は使用しないでください。
- 誤った方法で作ったり、使用したりすると愛犬を傷つける可能性があります。
- 獣医師にクリーナーの使用可否を確認してから利用するようにしてください。
また、ホウ酸水は2%以下で使用しないといけないため、作成後2週間以内に使い切ってください。
まとめ
犬の口周りの汚れは、適切なケアと対策を行うことで、改善することができます。 この記事を参考に、愛犬の口周りを清潔に保ち、健康的な生活を送りましょう。
**参考情報**
犬のきもち(https://dog.benesse.ne.jp/withdog/content/?id=14587)
みんなのブリーダー(https://www.min-breeder.com/magazine/15229)
**注記**
情報は最新のものとは限りません。 最新の情報は、各機関のホームページなどでご確認ください。 また、愛犬の健康状態に不安がある場合は、獣医師に相談してください。